カレールー購入額ランキングに異変が!?鳥取まさかの3位、1位の新潟は戸惑い!?

カレールー購入額ランキングに異変が!?鳥取まさかの3位、1位の新潟は戸惑い!?
カレールー購入額ランキングに異変が!?鳥取まさかの3位、1位の新潟は戸惑い!?
カレールー購入額ランキングに異変が!?鳥取まさかの3位、1位の新潟は戸惑い!?

カレーのルー購入額ランキングが発表されたようです。全国で良く買って食べられたのはまさかの・・・!?

鳥取市に2人以上で暮らす世帯が2021年に購入したカレールーの平均額は1547円で、東京都区部を含む全国の県庁所在地で3位だったことが分かった。全国の約9000世帯を対象とした総務省の家計調査が8日発表され、長年しのぎを削ってきた新潟市が首位に輝き、新興勢力の山形市にも先行を許したことが判明した。家庭で味わうカレーをソウルフードとする鳥取の食卓に激震が走った。

【鳥取と新潟のカレールー購入額推移】

鳥取市は18~20年の年間平均購入量で全国を425グラムを上回る1位の1861グラムを記録。購入額も19年まで4年連続で頂点に立ったカレー王国で、熊本市に次ぐ2位に甘んじた20年からの挽回を期した21年だった。ところが、6位タイだった20年から31円減の1552円にとどまった山形市にも後じんを拝する事態となった。

16年に唯一の2000円台で他市を寄せ付けなかった鳥取市の購入額が1600円を下回るのは07年以来の低水準。20年の1795円から21年は1547円まで落ち込み、新型コロナウイルス感染拡大を背景とする“巣ごもり需要”が反映されなかった模様だ。



鳥取市に限らず、21年の購入額が20年を上回ったのはさいたま市や松山市など11市だけだった。全国平均も20年の1465円から21年は1344円に減っており、食卓に上がる回数の減少も懸念される。鳥取市と名勝負を繰り広げてきた新潟市は20年から11円減の1709円に踏みとどまり、消費者の安定した購入意欲を示した形だが、新潟市の担当者は「市がカレーを奨励してきた経緯はなく、実感が湧かない」と戸惑いを隠せない。

ただ、鳥取の関係者はこうしたライバル関係に未来を見る。砂丘らっきょうなど地元の食材を生かしたルーの開発・販売を手掛ける「鳥取カレー研究所」(鳥取市)の池本百代所長(66)は3位転落について「レトルトが好調なのかも……」と胸を痛める一方、「ライバルがいるのは楽しい。コロナ禍で動きづらいが、カレーをきっかけに新潟市とも交流してみたい」と力を込めた。

毎日新聞
著者:平川哲也
https://mainichi.jp/articles/20220214/k00/00m/100/098000c

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